AFURI@恵比寿




つけそば(辛味)+炙りチャーシュー(2004.05.18)

この辛いつけそばは、なかなか美味しいですね。
辛いのですが、冷たいとろみツケダレは甘みもあり、オリジナリティーがあります。
麺がちょっとくっついているのがイマイチですが、最後にスープ割をすると意外な
お味がします。








ご主人の中村氏の元祖「天空落し」=麺の湯切りです。なんでもスープの濃度を薄くしない為の
完璧な湯切りだそうですが、毎回これをやるのは、大変ですね。でも「一麺一心」と言いますか、
ご主人の熱意が伝わって来ます。
今日でオープン以来3度目のAFURIですが、カウンター席の奥はさながらキッチンスタジアムの
ようで、湯切りに見入ってしまいました。
今日は5日間限定の半額セール(ラーメンが750円の所、370円でした)期間中という事で、
塩ラーメンに鶏油と玉子を頂きました。炙りチャーシューも美味しかったです。
この日は雨にも関わらず、9割方カウンター席は埋まっておりました。
(2003.06.26)






醤油らーめん(左)と、中村ブラザースのお母様が仕込んだメンマの竹ごはん(右)。
なんでもZUND-BAR、中村屋、AFURIのメンマは、お母様が全て仕込まれるそうです。
(2003.06.22)

6/23から6/27のらーめん半額セールについて、ご主人(中村宏尚氏)より、
「丹沢山系の東端、大山(阿夫利山=アフリ)の麓から湧き出る自然水を使用したAFURIの
らーめんは、滋養赤鶏のガラ、ゲンコツをベースに、2種類の昆布、煮干、鰹節、鯖節などを
効かせた和風ダシのスープです。体に優しい【スローフード】。あっさりした中にも、力強さと
奥深さを併せもったラーメンです。ぜひ一度、この機会にお試し下さい。」との事です。

あと最近恵比寿店をオープンされてご苦労されているのは、

1「内装の匂いが、らーめんの繊細なスープを邪魔してしまう」 

= 仕込みの時間帯に窓を全開にして、なるべく早く内装の独特な匂いが無くなるように
努力しているそうです。

2.「魚ダシという事と長時間の営業(23:00まで)の為、スープの酸化(=劣化)が起きている。」

=スープの酸化を抑える為、ある秘密兵器?を見つけたそうです。ただ企業秘密なのでは、と
心配した所、ご主人はきっぱりと、「魚ダシを使用しているらーめん屋さんは、この手法を取るべき
です。」とおっしゃって、ご主人自ら秘密兵器(二重底の寸胴)を見せて頂きました。
最近は秘密主義のお店が多いので、ご主人のこの姿勢には頭がさがります。
スープを直接火にかけず、湯煎にする事でスープを90℃前後に保ち、酸化を防止する事が
できるそうです。なんでもスープの酸化が以前の1/2以下になったそうです。
ご主人のお話ではこうした2重底の寸胴は、手軽に手に入るとの事。
魚ダシのらーめん屋さんは、参考にしてみては。
(2003.06.22)


あと補足としまして、

AFURI@恵比寿店は、ZUND-BAR@七沢のようなステンレスの器ではなく、陶器の器を使用
している事に関しては、「ステンレスより陶器の方が、らーめんを美味しく召し上がれます。今後、
ZUND-BARも陶器の器に変更致します。ただしお客様の中には、ステンレスの器をご希望される
方もいらっしゃいますので、【ZUND-BAR CLASSIC】というスタイルでステンレスの器でお出しする
メニューも用意する予定です」との事でした。
(2003.06.22)












6/16(月)、中村ブラザースの東京進出第一号店が、恵比寿にオープンしました。
夜9時前ごろにお邪魔しましたが、中村ブラザースの兄でZUND-BARの店長の中村宏尚さんが
厨房にいらっしゃいました。何でもZUNDーBARの方は他の方に任せてご自分は当分恵比寿で、
腕を振るわれるそうです。

さっそく塩ラーメンの鶏油入りを食券で注文。
しばらくすると出てきました、ラーメンが。ステンレスのドンブリではないものの、正にZUND-BARの
味がそこにはありました。
豚骨と鶏と魚のスープの競演はたまりません。細麺は個人的に好きではありませんが、
こちらのは別物です。
素麺のような細さですが、素麺よりも個性的な麺で、口当たりが非常に良いです。
具の半熟卵やチャーシューも美味いです。麺と具とスープのいずれかが美味い店はたくさんあり
ますが、三つともバランス良く美味いのはそれほどありません。そんな優良店のここはひとつ
です。やはりZUND-BARと比べてしまいますと、パティシエがいない、自然がない、等となり
ますが、都会でのこの味わいもまた格別なものがあります。
もう1、2ヶ月もすると行列必至の名店となるでしょう。お早めに。

あと補足ですが、基本的に中村屋もAFURIもZUND-BARで作ったスープを使っているそうです。
但し仕上げは、各店でやるそうです。あの中村屋と同じスープが味わえます。
(2003.06.16)

AFURI(アフリ)
東京都渋谷区恵比寿1-1-7
電話03-5795-0750
営業:11時から23時まで

ちょうど近くにはつけ麺ぢゃぶ屋や、光麺、山頭火等があります。




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