梅乃家@竹岡


                       チャーシュー麺(玉葱増し)





ZUND-BAR@厚木に続く、旅シリーズ第二弾です(笑)。

1954年から続く千葉県のご当地ラーメンの元祖、富津市竹岡にある「梅乃家」に行ってきました。
6/8の朝8時過ぎに市川を出まして、京葉道路と127号線を乗り継いで、約1時間40分程で
到着しました。

お店の前に立ちますと醤油のいい香りが、迎えてくれました。
とにかく千葉県の有名店の店主さん達が感動したという味をもとめて、漁師港の竹岡まで
やって来ました。
ドキドキしながら店内へ。するとフロア係の女性がテーブル席に案内してくれました。
梅割りも捨てがたいですが、運転してますので、チャーシュー麺(550円)に玉葱増し(30円)を注文。

そして元祖竹岡式と初めてのご対面。スープがドンブリいっぱいに入っていて、
だいぶこぼれてました。

ここからは最近食べたやぶれかぶれの物との比較となってしまいますが、スープはチャーシューの
煮汁をお湯で割ったものですが、チャーシューの旨みがスープに出ていて、シンプルですが
カエシを使ったやぶれかぶれ同様、大変飲み易い飽きのこない醤油味でした。
麺は乾麺(インスタント麺)を使用してますが、七輪で茹でているせいでしょうか、生麺のような
味わいがありました。
「チャーシュー」は梅乃家の方が固めで、脂身も多く、個人的にはやぶれかぶれの
チャーシューの方が好みです。
でも形の不揃いのがいっぱい入ってまして、ワイルドで梅乃家も気に入りました。

最後に薬味の「玉葱」ですが、やぶれかぶれのは甘みの方が強く、あまり薬味という感じはし
ませんでしたが、梅乃家の方は、辛味と甘みがあり、個人的には梅乃家の方が好きです。

元々漁師さんたちの食べ物として出来た「竹岡式」、ざく切りの玉葱が繋がっていたり(うちの
カミサンの料理かと思いました、なんちゃって)、不揃いの大ぶりのチャーシューと、そう言った
荒々しさは正に「漁師料理」としてのラーメンでした。
あと結構、お子様連れの家族で食べに来るお客さんも大勢いまして、
庶民の味「ラーメン」というのを、改めて教えられた感じが致しました。
おそらく某ラーメン店主諸氏もその辺を、感じられたのではないでしょうか。

(2003.06.08)

やぶれかぶれ@前原(船橋市)は、こちらです


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